Top Menu > 技術情報INDEX
SpectraSoft
データロギング機能
*)モデルにより差異があります
データロギング機能の操作:
メニューから<Utility>-<Data Logging>を選択すると、機能のオン/オフ、ビューワーによる観察が可能です。オプションダイアログは<Setup>からアクセスします。
Data Logging On: Fri Sep 30 10:43:41 1995
Time Freq(Hz) Amplitude(dB)
---------------------------------------
10:43:41 527.56 -45.60
10:43:42 495.26 -54.03
10:43:43 495.26 -49.83
10:43:44 1399.66 -59.01
10:43:48 1399.66 -59.14
10:43:49 516.80 -56.38
10:43:50 549.10 -53.37
10:43:51 624.46 -43.66
10:43:52 559.86 -37.96データロギングはテキストフォームの測定データを、タイムスタンプを付加してリアルタイムにファイルへ書き出す機能です。 データの内容と条件はオプションダイアログで任意に選択することができます。ファイルはワープロ、エディタアプリケーションなどで観察、利用可能です。
ロギングオプション:
書き出すデータの種類と条件の設定は、<Utility>-<Data Logging>-<Set up>メニューでオプションダイアログを開いて行います。
|
SpectraPLUS/LAB |
File Optionsタブ: ロギングファイル条件を設定します
Enabel Logging: ログ機能を有効にします
File Name Format: ログデータ仕様を設定します。時間もしくは任意の文字を付加加納です
Pick...: 既存保存ファイルをロードします
Overwrite / Append Existing File: データをログファイルに上書き(overwrite)するか、あるいは追加(append)するかを設定します。
Format Options: タイムスタンプ、ファイルヘッダーの付加を選択します
Viewer Program: ログファイルを観察するアプリケーションを設定します。ログファイルはASCIIテキスト形式です。規定で「メモ帳」が設定されていますが、「53KB」以上のサイズを開く場合は「ワードパッド, 表計算ソフト」など他のアプリケーションを選択する必要があります
注意: 周波数レンジを広く設定するとログファイルサイズが非常に大きくなります。HDの空容量にご注意下さい。Windowsの許容最大サイズは20GBです。
Left / Rightタブ: クリックして両チャンネルの下記のログ対象項目を選択します。
Output Data Type: ファイルに出力するデータ種別を選択します(モデルにより選択肢が異なります)。
*) Marker n: 数字1〜8を付加するとマーカー設定します
- Peak Frequency: 有効周波数範囲内のピーク周波数値
Peak Frequency in Spectrum:- Peak Amplitude/Level*: 有効周波数範囲内のピークアンプリチュード値
Peak Amplitude in Spectrum:- Peak Frequency & Amplitude: 有効周波数範囲内のピーク周波数とアンプリチュード値
- Total Power: 有効周波数範囲のトータルパワー値
- Total Power (Flat/A/B/C): 聴感補正ON/OFF時の有効周波数範囲のトータルパワー値
- Total Harmonic Distortion (THD): 有効周波数範囲のTHD(全高調波歪)値
- Total Harmonic Distortion + Noise (THD+N): 有効周波数範囲のTHD+N値
- Intermoduration Distortion (IMD): 有効周波数範囲のIMD(混変調歪)値
- Signal to Noise Ratio (SNR): 有効周波数範囲のSN比値
- Signal to Noise And Distortin (SINAD): 有効周波数範囲のSINAD値
- Noise Figure:有効周波数範囲のNF値
- Eqiivalent Noise Values: 有効周波数範囲のLeq等価ノイズ値
- Spectrum Values: 有効周波数範囲のスペクトラム値
- Phase Value: 有効周波数範囲の位相値
- Complex Spectrum Value: 有効周波数範囲のコムプレックススペクトラム値
- Marker n Level: マーカnのレベル値
- Peak Frequency between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のピーク周波数値
- Peak Level between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のピークレベル値
- Total Power (Flat/A/B/C) between maker 1 snd 2: 聴感補正ON/OFF時のマーカ1, 2間のトータルパワー値
- Spectrum Value between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のスペクトラム値
- Phase Values between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間の位相値
- Complex Spectrum Value between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のコムプレックススペクトラム値
- Peak Hold Frequency: 有効周波数範囲内のピークホールド周波数値
- Peak Hold Level: 有効周波数範囲内のピークホールドレベル値
- Peak Hold Total Power (Flat/A/B/C) : 聴感補正ON/OFF時の有効周波数範囲のトータルパワー値
- Peak Hold Marker n Level: マーカnのピークホールドレベル値
- Peak Hold Frequency between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のピークホールド周波数値
- Peak Hold Level between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のピークホールドレベル値
- Peak Hold Total Power (Flat/A/B/C) between maker 1 snd 2: 聴感補正ON/OFF時のマーカ1, 2間のトータルパワー値
- Peak Hold Spectrum Values: 有効周波数範囲のピークホールドスペクトラム値
- Peak Hold Spectrum Values between maker 1 snd 2: マーカ1, 2間のピークホールドスペクトラム値
Logging Threshold: データがファイルに書き出されるスレッショルド条件を設定します。もし条件を超えなければ"no data"が書き込まれます。条件に関係なくデータを書き出したければ「-999」(dB)を設定します。
Logging Interval: スレッショルド条件に対するスペクトラルデータのテスト回数を設定します。条件を超えるとデータがログファイルに書き出されます。
Frequency Span: 対象周波数レンジを設定します。「Full Span」をマークすると有効範囲すべてが選択されます。「Custom Span」をマークすると「Start」「Stop」周波数で範囲を設定できます。THD,THD+N、IMDとSNRでは「Custom Span」を使うことはできません。
Set Makers: マーカーを設定します
Copy thease settings to all channel: 設定値を他のチャンネルに反映します
View Output File: 書き出したデータを観察します
View Data Logging Folder: データ保存フォルダーを開きます
Output Filename: データを書き出すテキストファイルの名前を設定します。ログデータはこのファイルに書き込みます。
1/3 Oct. Spectrumファイル例:
ファイル作成年月日
Data Logging On: Fri Jul 24 11:14:54 1998
書き出し時間、バンド周波数
Time, Freq(Hz) 160.0 200.0 250.0 315.0 400.0 500.0 630.0 800.0 1000.0 1250.0 1600.0 2000.0 2500.0 3150.0 4000.0 5000.0 6300.0 8000.0 10000.0 12500.0 16000.0 20000.0
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11:14:56.07 -49.724445 -46.569942 -47.164825 -45.676926 -50.149414 -51.376320 -53.321590 -55.761616 -55.429153 -56.688660 -53.792511 -57.374229 -58.072392 -53.982983 -54.024883 -55.439510 -60.027519 -63.295662 -63.624664 -62.886238 -63.710045 -76.68226611:14:57.71 -52.737495 -48.043411 -47.435722 -48.520306 -55.110954 -51.979553 -54.138630 -54.471889 -57.322906 -57.332352 -57.713493 -57.436611 -54.812119 -48.923260 -47.836414 -50.026413 -58.156300 -59.809101 -60.755741 -62.094086 -63.691589 -75.811798
11:14:59.35 -51.607239 -47.411999 -48.718102 -50.843025 -52.553013 -54.752750 -52.926605 -57.427357 -56.860588 -57.080620 -59.467197 -61.925900 -59.028893 -54.527287 -52.619289 -54.840679 -62.821030 -63.251183 -63.180763 -63.078480 -64.938728 -76.432564
11:15:01.01 -42.676121 -48.665199 -53.018261 -48.691738 -54.495750 -51.641083 -52.800621 -55.308075 -56.034893 -57.459412 -56.764523 -59.980495 -59.233448 -57.329781 -51.835373 -54.891010 -61.538544 -63.354019 -61.700729 -63.167076 -65.475777 -75.444992
11:15:02.60 -49.639072 ........