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SpectraSoft

マクロプロセッサ

 


*)モデルにより差異があります


マクロ機能を利用すると、測定の自動化、データファイルの保存や転送などをシンプルなプログラム言語を使用して自動実行することができます。マクロコマンドはDDE(Dynamic Data Exchange)を使用しますがVBAのようなアプリケーションは基本的に不要です。併せて「DDE」のページを参照下さい。

 

  Macro」ダイアログを起動するにはツールバーの「Mac」ボタン、あるいは<Utilities>-<Macro Command Processor>メニューを使用します。

<File>メニューではマクロファイルの選択、あるいは新規作成、編集、保存機能が提供されます。

<Options>メニューではデータ出力テキストファイルの選択・設定や、ファイルビューワの選択などの環境をセットする「Macro Command Processor Options」を呼び出します(図参)。

「Run / Stop」ボタンではマクロの実行停止を行います。

「View Output...」ボタンではデータ出力テキストファイルをファイルビューワで表示します。

 

Averaged SPL level at 10 second intervals starting at 2003_10_21_170655
-37.514454
-28.692957
-36.059479
-34.242710


 

マクロコントロールステートメント:

マクロはシンプルなASCIIテキストファイルです。サイズ制限は32KBです。

  1. Send [dde command] ... ステートメントに続くDDEコマンドをアナライザーに送出します。
  2. Output dde command ... データ出力テキストファイルにDDEコマンドで指定したデータを書き込みます。
  3. SetOutputFile filename.txt ... ファイルネームをセットします。
  4. OutputComment strings ... 文字列をデータ出力テキストファイルに書き込みます。
  5. Wait ... マクロの作動を待機します。
        
    WaitSecond n ... n秒間
        
    WaitTopOfHour ... 正時まで
        
    WaitClock nnnn ... nnnn分まで
        
    WaitDate nn/nn/nnnn ... nnnnnnnn日まで
  6. Loop -statement- LoopEnd ... ステートメントのループ処理を行います。
  7. Label / GoTo / Return ... ジャンプ処理を行います。
  8. McroEnd ... マクロの終了。

 

サンプルマクロの解説はこちらから...